MENU

二分脊椎症は葉酸で予防できる

葉酸とは、水溶性ビタミンB群の一種でタンパク質や核酸の合成に働きかけ細胞の生成を促し身体を成長させます。
そのため不足すると、大切なDNA生合成が出来なくなり、細胞分裂が盛んな所に障害が起こります。

 

そのため、胎児の細胞分裂が盛んな妊娠初期に不足してしまうと
細胞分裂が正しく行われず奇形などの原因となってしまいます。

 

妊娠4週前から妊娠12週までは特に注意が必要で、葉酸を含む食品やサプリメントの積極的な摂取が必要になります。
葉酸が不足して起こる先天異常を、神経管閉鎖障害といい、脳や脊髄などの神経管に閉鎖障害が発生します。

 

神経管の下部に閉鎖障害が発生した場合を二分脊椎症と呼びます。
また、上部で閉鎖障害が発生した場合は無脳症になり、流産や死産の危険性があります。

 

二分脊椎症は脊椎の管の中にあるはずの脊髄が外に出てしまい癒着や損傷を起こすため様々な神経障害を発症します。
下肢障害や知覚麻痺などが起こりやすいのですが閉鎖障害の発生部位の範囲によって症状の個人差が大きくなります。

 

二分脊椎症の発生率は、分娩10000件に約6名と言われています。
葉酸を摂取する事で発生率を下げる効果があるので
周囲に妊娠の可能性のある人がいる場合は教えてあげたい情報です。